レポート DXによる会社運営の自動化と分散化の達成について

~10年後を見据えた自動化・分散型の経営モデルへ~

 

スポーツプラットフォーム事業を行う株式会社ディライト(東京都千代田区、代表取締役 案野 裕行)は、2016年11月より10年後を見据えた自動化・分散型の経営モデルを実践し、11月11日(木)に経営モデルを実現しました。5年間の実践で得た知見の一部を、本日共有いたします。


■背景

によるとSaaS利用実態調査レポート(株式会社メタップスが2020年12月に発表した「SaaS利用実態調査(日本市場)」によると "SaaS導入数が10未満の企業が全体の8割を占めるが、100近いサービスを利用している企業も存在する"という結果が出ている。

SaaS利用実態調査レポート: https://www.metapscloud.com/レポート_20201229.html

 

■内容

弊社には現在、いわゆる社員はおらず、CEO以外はCFOなどの「プロフェッショナル」のみです。2016年11月より社内の業務の仕組み化・自動化を積極的に推進した結果、SaaSの活用により以下のような知見を得ることができましたので、ご紹介させていただきます。 Salesforce(セールスフォース Salesforceは、フロントからマネジメントまでの全プロセスをカバーする、当社にとって最も重要なITインフラであり、2007年から利用しています。 

 

この経営モデルにおける社員研修
外部の専門家はいるが従業員はいないため、時間とコストがかかる業務知識やスキル向上のためのトレーニングは必要ない

SaaSを提供する各サービス・プロバイダーは、カスタマー・サクセスの観点から、年に数回のバージョンアップを行っている。
SaaSを提供する各サービス・プロバイダーは、カスタマー・サクセスの観点から、また当社を含むサービス利用企業の要望を聞きながら、年に数回バージョンアップを行うため、当社の実行力は自動的に向上します。

 

株式会社ディライトのCEO、案野 裕行 からのコメント:
SaaSの導入により、何かを探す時間が劇的に短縮されました。従来のワークフローに合うシステムを探すのではなく、信頼性が高く拡張性のあるSaaSソリューションを見つけ、そこから得た知識に合わせてプロセスを変更するという、パターン化されたアプローチをとるようになりました。SaaSから学ぶことで、会計や財務の専門知識を増強することができました。映像などのクリエイティブに関しては、何が重要なのか、何を早く作りたいのか、目的に応じて制作方法を区別できるようになりました。 私たちの会社が目指しているのは、"自動化・分散化された管理モデル "です。そのために、先進的なSaaSを世界中で探し、実験を続けていくつもりです。また、SaaSではできないことをお願いできる人、新しい考え方や多様性をもたらしてくれる人にも、今後さらに力を入れていきたいと考えています。

 

【今後について】
海外では「フルスタックCEO」という言葉が Costanoa Venture CapitalのGreg Sands氏により2016年に言及されています。当社では更に経営モデルを洗練させて、グローバルに活動するスタートアップとして新しい会社経営のモデルを実践していきます。

https://venturebeat.com/2016/03/19/were-entering-the-era-of-the-full-stack-ceo/

  

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