30年風邪知らずの私が、体調を崩した日

The Day I Lost My Balance After 30 Years of Perfect Health

── 忙しいFounderこそ、健康が資本

From our founder

これまで約30年間、風邪も花粉症もなく、コロナワクチンも未接種ながら健康そのもので過ごしてきました。
この4年間は毎月300kmを走り、どんなに忙しくてもランニングを欠かさず、体調管理には自信がありました。

そんな私が、初めて「体の土台が揺らぐ」感覚を味わいました。


原因は、仕事の充実と引き換えにした“基本の崩れ”

ここ3〜4週間、プロダクト改善と資金調達の準備で自宅にこもりきり。
睡眠時間は削られ、Garminの睡眠スコアは連日50点台。
食事も、簡単に済ませられる麺類やご飯ものばかりで、栄養は炭水化物に偏っていました。

「明日から整えればいい」
そう思った矢先に参加したイベントで、ピザとビールが出てきました。
その翌朝、体に異変。軽い頭痛とだるさを感じ、業務を抑えて休むことに。

それでも体調は戻らず、
「まあ、いつも通りすぐ治るはず」と高をくくってしまいました。

睡眠の質が落ちるのはわかっていましたが、
「20時に寝るし、1本くらい問題ないだろう」と缶ビールを飲んだところ、翌朝は両まぶたが大きく腫れていました。


経営者の「健康ハック」は、日々の習慣に宿る

倦怠感で病院にも行けず、ようやく本気で立て直すことを決意。
野菜とたんぱく質中心の食事に戻し、アルコールは完全にカット。
睡眠時間もあらためて最優先事項とし、ようやく数日後に軽く走れるまで回復しました。

一時は頭が振動でズキズキし、走るどころか歩くのが精一杯でした。
「健康=日々の積み重ね」がいかに重要か、身をもって再確認する機会となりました。


経営者・ファウンダーへの教訓

  • 持久力やルーティンに自信があっても、睡眠・栄養・ストレスのバランスが崩れると、一気に身体は反応する
  • 「たまに飲むから大丈夫」は、回復途中の身体には致命的になりうる
  • コンディションに不安があるときは、対面イベントや海外出張も含めて慎重な判断が必要

まとめ

創業フェーズでは、「体調もメンタルもコントロールできる自分でいたい」という思いが強くなります。
だからこそ、崩れたときには素直に認め、淡々と立て直す力が大切。

体調を崩したことで、日々の地味な習慣こそが、自分の思考や判断を支えていたことに気づきました。
これは、次のステージへ進む前の良い通過点だったと、今は前向きに捉えています。